あるコーチから80万円を請求されたお話
コーチになるとはいえ、コーチングについては未経験。それどころか実際のコーチングを受けたことがない。そんなわけで、プロのコーチングの認定資格を取っている人からコーチングを受けることにしました。
お試しで1時間8000円。
色々と横文字を使ってくるのですが、そもそも英語がわかっていないのがバレバレ。コーチングの英語って実際の英語と違うんですか?と質問したら、嫌な顔をされました。
抽象度の高い思考が大事というから聞いていたら、なんだか抽象的な内容ばかり。具体的に?例えば?実際はどうなんですか?と質問をしたら、その質問にも答えてもらえない始末。
バカなのか???と思ってしまいました。
ところが、そのかみ合わない話が終わる10分前に、「ここからは次の講座へお申込み願います。」といわれて、契約書が目の前に。
コーチングが高賃愚に・・・
なんと・・・40分のコーチング×10回で80万円・・・。
4か月分の生活費が一瞬にして吹っ飛ぶ価格に驚きを隠せずに、ちょっと質問。
「あのー、これひとケタ価格が違いませんか?」
すると、そのコーチ
「え、これくらい相場ですよ。むしろ、安いくらいです。私の先生は、この半分のセッションで倍くらいの金額を請求しますよ」
な・・・なんだこの世界は・・・。
その時の印象は、「これはコーチング・・・というより、高賃愚だろ!」とすら思いました。
高賃愚・・・高い賃金を請求してアホなことをしている人たち
もちろん、こういった販売方法が悪いわけではありません。
あとから調べたことですが、コーチングは企業の役職についている人に対して行う超高級コンサルのようなものですから。
銀座の高級クラブです。
- テーブルチャージ:50,000円
- ビール一本:10,000円、
- ウィスキー:40,000円
- ドンペリゴールド:150,000円
私のような庶民が手を出せる世界ではなかったわけです。そして、おそらくそのコーチもクライアントから価値を感じてもらえたから、その金額でのコーチングが成立するのでしょうね。
(なお、そのコーチのホームページは現在全く更新されていません。不思議です)
コーチング:自分を売り込む営業
勿論、その80万円請求したコーチに価値があるとは思えませんでした。
40分、8,000円でも高いと思ってしまいました。
そのあとに、行きつけのバーに行って、マスターにお話を聴いてもらいました。マスターのほうがよっぽどコーチングができていたように感じられました。結局、5000円以上使ってしまったが。