コーチはロジックに強いほうがよいか?
よくこんな質問をされます。
「コーチってロジックに強いほうがいいんですかね?
私は、相手の共感することのほうが大事だと思いますが・・・」
言い切り感がないからちょっと困ります。
おそらく、
「大丈夫ですよ。ロジックよりも大切なのは共感だから。
なぜなら、人は感情で動くものだから・・・」という答えを期待しているのかもしれません。
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コーチはロジックに強いほうがよいのか?
このような質問をした場合、私が考えていることは以下の3つです。
少し冷たい言い方だったら申し訳ございません。
- 言葉の定義が大事-ロジックとはどういう意味か?
- ロジックに強いに越したことはない
- 論理と共感はトレードオフではない
ひとつひとつ見ていきます。
言葉の定義が大事-ロジックとはどういう意味か?
ロジックに強いに越したことはない
もしもクライアントが議論好きだったら?
論理と共感はトレードオフではない
論理的傾聴の勧め
ABC論理
トゥールミンモデルの勧め
個人で活動するなら必須スキル
私がディベートを教えているからでしょう。ディベートでは、最初から最後までロジックで考えることが求められます。
こういうと、「いや、私はコーチであってコンサルタントじゃないから、ロジカルシンキングなんて必要ないから」と思う方もいるでしょうが、ロジックで考えるのが好きなクライアントは意外に多いものです。場合によっては、「なんで?攻撃」を仕掛けてくるクライアントもいます。
今後、コーチングをするならロジックに強くなることも選択肢のひとつの入れておいたほうがよいでしょう。