エニアグラム・コーチング-9つの性格タイプの全て解説
エニアグラムという言葉を聞いたことがあるでしょうか?日本では、「9つの性格」と呼ばれている性格診断として企業から個人まで活用している性格診断ツールです。
実は、私く木村!現役のエニアグラム講師であり、現在も複数のエニアグラム専門のホームページを運営しております。
・・・そこらへんのお話はまた後で行います。まずは、エニアグラムについてサッと見ていきましょう。
この記事でお伝えすることは、主に4点です。
- エニアグラムについて知っている限りのことを一通り解説
- そのうえで、エニアグラムの批判的な点も指摘していきながら、
- エニアグラムの「よいところ」「悪いところ」
- 現役のコーチだからわかるエニアグラムの活かし方
なども伝えていきたいと思います。
20,000文字を超える長文になりますが、是非ともお付き合いください。
Contents
- 1 エニアグラムとは何か?
- 2 各性格タイプ:タイプ1~9の特徴について全て解説
- 3 エニアグラムの効果
- 4 エニアグラムの限界と活用方法
- 5 エニアプラス・コーチング
- 6 コーチング心理学協会のエニアグラムについて
エニアグラムとは何か?
エニアグラムとは、【エネア:9、グラム:図】のことです。9つの気質によって、私たちの性格が創られているとエニアグラムでは考えられています。
エニアグラムの要点
- 人の性格、価値観、思考、好む行動パターンを9つに分類した性格類型
- 最も高い精度をもつ性格類型のひとつと認識されている
- ソニーやトヨタ、コカ・コーラ、アップル、ディズニーなどがリーダーシップ研修を目的にエニアグラムを採用
「気質」とは何か?
気質とは、私が生まれた時点でもっているものですね。性格はそのあとの後天的な要因によってつくられます。
例えば、生まれたばかりの赤ちゃんに性格こそありませんが、こんな違いがあります。
- スグになく赤ちゃん
- 中々泣かない赤ちゃん
- 状況に応じて泣く赤ちゃん
これは性格ではなく気質として考えられています。
幼少期の成長過程で親と上手く付き合うために、子供なりにも色々と考えて行動して、その積み重ねが性格形成につながっていきます。
古代の知恵から現在の心理学へ
エニアグラムは、元々、古代の知恵として存在していました。そこから独自の発展をしてき、現在の性格類型になりました。
- 1600年の古代から秘伝の知恵として存在していた。
- 1990年代にユング派の学者たちがエニアグラムに目を付けた
- 1950年:ロシアの思想家グルジェフが、9つの図として体系にした
- 90年代中盤:アメリカのカウンセラー・ドン・リチャード・リソによって研究された
- 90年代後半にアメリカでエニアグラム信仰者が日本にエニアグラムを普及させた
ただ、一般的な心理学とは違いスピリチュアル的なカラーを持っているため、大学の心理学の科目には組み込まれませんでした。唯一、エニアグラムに興味をもったのがスタンフォード大学でした。
各性格タイプ:タイプ1~9の特徴について全て解説
エニアグラムの性格タイプについてみていきます。タイプ1から9までをざっと解説していきますね。
■タイプ1.改革する人/完璧主義者
タイプ1の改革する人は、その名の通り高い理想を持ち、その理想を実現するまで努力を惜しまない完璧主義者です。自分が納得いくまでことを成し遂げないと気が済まないところがあり、ストイックに行動します。
このような感じです。
タイプ1.改革する人/完璧主義者の芸能人・マンガのキャラクター
<芸能人/有名人>
- イチロー
- 木村拓哉
- 渡辺まゆ(AKB)
<マンガのキャラクター>
- ドラミちゃん(ドラえもん)
- ベジータ(ドラゴンボール)
- 斎藤一(るろうに剣心)
タイプ1.改革する人/完璧主義者がもつ思い込み
タイプ1:完璧主義者は、もともと「怒り」に縛られています。
「物事はこうあるべきなのに、なぜ現状はこうなんだ!」
「なぜみんな問題を放置しているんだ!」
と態度や行動にこそ出しませんが、内側では「物事はこうあるべき」という考え方に囚われています。
人からはストレスをため込んでいる人にもみえます。
- キチンとしていない
- 堕落している
- 目標のない生き方
に対して「怒り」を燃やして、身の回りの問題を解決するために前に進んでいます。
タイプ1.改革する人/完璧主義者のストレスと成長とは?
ストレス時:タイプ4<個性的な人>になる
タイプ1<改革する人>が強いストレスを感じると、タイプ4<個性的な人>に似ていきます。
普段は自分に厳しく、感情を抑えているタイプ1<改革する人>ですが、感情的になります。
- 誰も自分のことを理解してくれない
- 所詮、世の中なんてこんなもんだよね
と、人生諦めムードになり、自分の殻にこもるようになります。仕事もプライベートも人一倍精力的に取り組んできた人が、空気が抜けたようになる感覚にそっくりです。
そして、そんな不完全な自分を許せず、不のスパイラルに突入していきます。
成長の方向:タイプ7<熱中する人>になる
タイプ1<改革する人>は、タイプ7<熱中する人>の長所を取り入れると成長します。
自分の意見や考えに囚われず、常に楽しさを見いだせるようなリーダーになれます。
よい例が、最近のイチローさんです。
以前はストイックな野球職人のような印象が強かったですが、最近はメディアの前でも楽しそうにしていたり、チームメイトとじゃれあうシーンもよく目にします。
「こうあるべき」という囚われから「こっちのほうが楽しくない」という考えを持てるようになると、タイプ1は視野が広がり成長するといわれています。
タイプ2.助ける人/援助者
タイプ2<助ける人>は、その名の通り、誰かを助けて、人から感謝されることに喜びを感じられることです。タイプ2が考えていることは、一貫して、「みんなから感謝されたい、必要とされたい」という欲求をもっています。
タイプ2.助ける人/援助者の芸能人・アニメのキャラ
<芸能人/有名人>
- 関根勤さん
- 柏木由紀さん(AKB)
- マザー・テレサ
<マンガのキャラクター>
- ドラえもん
- バイキンマン
- 渚カヲル(新世紀エヴァンゲリオン)
タイプ2.助ける人/援助者がもつ思い込み
タイプ2<助ける人>は、プライドに縛られています。「みんなは私がいないとダメになる。私は必要とされているんだ」と自分に言い聞かせたい気持ちがタイプ2を援助者として突き動かしています。軽度の共依存をもっていると、と考えると解りやすいかもしれませんね。
一方で、自分が必要とされていないと感じたら、不安になるだけではなく、自分は必要とされない人間なんだと思い込んでしまいます。そうならないように、自分のことを後回しにしても、人の支援に身を捧げますが、感謝の言葉が返ってこないと落ち込みます。
タイプ2.助ける人/援助者にとっての成長とは?
ストレス時:タイプ8<挑戦する人>になる
タイプ2<助ける人>が強いストレスを感じると、タイプ8<挑戦する人>に似ていきます。
それは態度にものすごく出ます。
- 「私はここまで尽くしているのに、なんで感謝の言葉のひとつもないの?」
- 「世の中は薄情な人が多すぎだよ。なんだか虚しくなるよね?」
と、自我が強くなり、愚痴をたくさんいうようになります。タイプ2の変わりように戸惑ってしまいますが、根っこにあるのが自分は必要とされていないのかも?という不安から来ています。
成長の方向:タイプ4<個性的する人>になる
普段は、人のことばかり考えて、自分のことを後回しにするタイプ2<助ける人>ですが、心身ともに安定しだすとタイプ4<個性的な人>のようになり、自分のために生きるエネルギーにみなぎってきます。
自分らしく生きるほうが結果として人から愛されるということを理解するとこのような状態になります。
タイプ3.達成する人/達成者
タイプ3<達成する人>は、その名の通り、何かを達成して、みんなから有能な人物だと思われたいと思っています。同時に、自分をデキる人間だと認めたがっています。その手段として、目標を設定して、自ら達成して、それをみんなにアピールしたがります。
<Being:価値観/あり方>
- 成功や輝きが全てである
- 価値は自ら作るもの
- 自己評価よりも他者評価
<Doing:行動/態度>
- 目標を達成すること全てを捧げる
- 自分と他人を鼓舞(こぶ)する
- 要領よく何かを成し遂げようとする
<Having:能力/資質>
- 効率よく物事を達成する方法を知っている
- 自分をよく魅せる演出が上手
- ハードワークに耐えられる
因みに、私はタイプ3ですが、残念ながらタイプ3のHavingは持っていませんでした。(苦笑)
タイプ3.達成する人/達成者の芸能人・アニメのキャラ
<芸能人/有名人>
- Gackt
- 小池百合子(東京都知事)
- 与沢翼さん(元・ヒルズ族)
<マンガのキャラクター>
- ミスター・サタン
- スネ夫
- 惣流・アスカ・ラングレー(新世紀エヴァンゲリオン)
タイプ3.達成する人/達成者がもつ思い込み:欺瞞
タイプ2<達成する人>は、「輝いていないありままの自分に価値はない」欺瞞の思い込みをもっています。その価値を埋めるかのように、成功や輝きを追い求めて、成功という輝きに向かって走り続けます。無垢に努力をしている間はよいですが、時にそれが自分も他人も偽るケースもよくあります。
- 「優れた人間だと認められたい」
- 「一瞬・一生輝いていたい」
タイプ3は、一言でいえば見栄っ張りです。ですが、その見栄のためだけに走り続けられます。
他の人が諦めるであろうところを、諦めずに走り続けるバイタリティーをもっています。と、同時に、弱いところや酢の部分は見せない、見ない、見ようとしない、を徹底する傾向があります。
タイプ3.達成する人/達成者にとっての成長とは?
ストレス時:タイプ9<平和をもたらす人>になる
タイプ3<達成する人>が強いストレスを感じると、タイプ9<平和をもたらす人>のようになります。
タイプ9<平和をもたらす人>のようにリラックスしているのではなく、投げやりな雰囲気になります。
- 「もうどうでもいい。何も考えたくない」
- 「成功や人生なんて人それぞれだよね」
と、まるでエネルギーが抜けたかのように無気力になっています。このときは自己肯定感が著しく低下している状態であり、危険信号だといえます。
これまで仕事をバリバリしてきた人がいきなり引きこもりになるような感じです。
成長の方向:タイプ6<忠実な人>になる
タイプ3<達成する人>が、心の底から自分の価値を認められるようになると、ギラギラ感が弱くなり、組織や仲間にコミットするようになります。
よい意味で、自分のためではなく、他者の利益を優先するようになります。タイプ3<達成する人>にとって、これは個人の欲求を超えた自己実現をしている状態になっているといえるでしょう。
タイプ4.個性的な人/芸術家
タイプ4<個性的な人>は、自分らしく生きることを心の底から欲しています。同時に、自分らしさに対してこだわり、普通や平凡を嫌う傾向にあります。自分には、優れた感性やセンスがあると信じ、自分の世界に身を置いています。外の世界とは一線引いている雰囲気があります。
<Being:価値観/あり方>
- 独自の世界観を持っている
- 自分らしさにこだわる
- 自分の在り方を表現する
<Doing:行動/態度>
- 絶え間なく自己分析をしている
- 他人と距離を置き、自分の世界を創り上げる
- 独特の雰囲気・オーラーを漂わす
<Having:能力/資質>
- 創造性が高く、繊細な天才肌
- ゼロからイチを創り上げることが得意
- 物事に自分らしいアレンジができる
独自性を活かせる場所では力を発揮できるタイプだといえます。
タイプ4.個性的な人/芸術家の芸能人・アニメのキャラ
<芸能人/有名人>
- マイケル・ジャクソン
- 堂本剛
- 中島美嘉
<マンガのキャラクター>
- スナフキン
- 花沢類(花より男子)
- ブルック(ワンピース)
タイプ4.個性的な人/芸術家がもつ思い込み:妬み
タイプ4<個性的な人>は、「幸せに生きられない」という妬み感覚をもっています。自分は自分であり他の人とは違うと思っていますが、どこかで自信がなく、心の底では傷つくのを恐れています。
- 「なんで他の人は、あんなに楽しく幸せに生きれるの?」
- 「それに比べて私は何てダメなんだろう?」
自分らしさを望みながらも、他の人よりも自分を下に置き、何らかのコンプレックスを感じようとする心理構造があります。
タイプ4<個性的な人>にとって、自分は不幸だと思い込むことは、一種の自己を確立する手段なのかもしれません。
(どんな構造かは現在確かめ中)
タイプ4.達成する人/達成者のストレス・成長とは?
ストレス時:タイプ2<助ける人>になる
タイプ4<個性的な人>が強いストレスを感じると、タイプ2<助ける人>になります。人に自分を受け入れてもらいたくて、自分を殺してまで、周囲に合わせようとします。自分に自信を無くして、他人からも見放されると心のバランスが維持できないからでしょう。
- 「もっと私を見て、注目してよ」
- 「周りと距離を縮めないと・・・」
と、人とつながることを求めます。問題なのは、社交的になっているのではなく、誰からも認められない自身の虚しさを補完するために手段として人から愛を求めてしまっている点です。ちょっと病んでいる状態でしょう。
成長の方向:タイプ1<改革する人>になる
タイプ4<個性的な人>が心身ともに安定をすると、自分らしさを手放し、タイプ1のように現実を受け入れるようになります。ひとりの芸術家が自分のセンスだけにこだわらず、世間から求められているものは何か?と研究をしているときがそれに近いかもしれません。
自分の独自性と思い込みと現実のバランスを取り、建設的な形で自己や才能を表現できるようになります。成功したクリエーターならだれもが一度は通る道だといえるでしょう。
タイプ5.調べる人/研究者
タイプ5<調べる人>は、幅広く、深く何かを分析することを好む学者タイプ・研究者気質の持ち主です。論理的に物事を考え、探求心が強く、人と積極的に関わることを好みません。客観的な立場に身を置き、観察者としての立場を好みます。
タイプ5.調べる人/観察者の芸能人・アニメのキャラ
<芸能人/有名人>
- 北野武
- 稲垣吾郎
- スティーブ・ジョブズ
<マンガのキャラクター>
- しずかちゃん(ドラえもん)
- 野口さん(ちびまる子ちゃん)
- ニコ・ロビン(ワンピース)
タイプ5.調べる人/観察者がもつ思い込み:ためこみ
タイプ5<調べる人>は、「自分のことを無能。この世はキケン」という思い込みを持ち、その解決手段として知識や情報をため込もうとします。
頭では知識や情報は使わなければ意味がないとわかっていますが、現実世界で活用する勇気がないことを心のどこかで気づいていながらも、その空虚を他の知識を得ることで満たそうとします。
- 「知識や思考を養えば、この不安から解放されるはずだ。」
- 「どれだけ学べば不安から解放されるのか。いや・・・もっとだ」
このように考えているうちに、自分の中にどんどんと引きこもっていってしまい、気づけば探求によるためこみの渦から抜け出せなくなっています。そして、皮肉にもこの状態がタイプ5<調べる人>にとって、最もい心地の良い状態になります。
タイプ5.調べる人/観察者のストレス・成長とは?
ストレス時:タイプ7<熱中する人>になる
タイプ5<調べる人>が強いストレスを感じると、タイプ7<熱中する人>になります。
- 「まだまだ足りない。もっとだ調べなくては」
- 「特定の分野じゃだめだ。もっと視点を広げないと」
と、色々なことを習得しようと試みようとします。裏を返せば、これはひとつのことに自信を持って取り組めていない状態ともいえるでしょう。
結果、根っこにある不安はぬぐいされず、色々なことに手を出しても安心することなく、心身ともに消耗をしていくだけの状態になるのです。本人にとっていちばんつらい状態です。
成長の方向:タイプ8<挑戦する人>になる
タイプ5<調べるな人>が心身ともに安定をすると、鋭く深い洞察力を現実社会に活かそうとして、タイプ8<挑戦する人>のようなリーダーとしての資質が開化します。
これまではインプットのみだったタイプ5<調べる人>でしたが、アウトプットを通して世の中によい影響を与えたいと願うようになるのです。
タイプ5<調べる人>にとっても、自分の知識が世の中に貢献できるだけではなく、さらに本を読んでいるだけでは理解できない新しい発見の連続になるため、結果として幸福度があります。
タイプ5<調べる人>には、是非とも観察者だけのポジションから抜け出してほしいですね。
タイプ6.忠実な人/堅実家
タイプ6<忠実な人>は、日本人タイプともいわれています。英語圏ではLoyalist-忠誠を誓った人-とも呼ばれているタイプ6<忠実な人>。組織やコミュニティー、あらゆる他者に対して貢献していくことを良しとします。物凄く日本人的な性格です。仕事も行動も堅実そのものです。
タイプ6.忠実な人/堅実家の芸能人・アニメのキャラ
<芸能人/有名人>
- いのっち
- 指原りの(AKB)
- 谷原章介
<マンガのキャラクター>
- 野比のび太
- 野原ひろし(クレヨンしんちゃん)
- 牧野つくし(花より男子)
タイプ6.忠実な人/堅実家がもつ思い込み:不安
タイプ5<忠実な人>は、「不安」の囚われをもっています。しかしながら、その不安に向き合おうとはしません。安全や安心を求めている実感こそあっても、自分が不安から目を空投資ているため、自身の不安の感覚には無頓着です。
- 「この人、キケンだな。距離を置こう」
- 「収入の窓口は複数あったほうがイイよね」
と、このように不安と感じる要素は無意識化で先手を打ってつぶすため、自分が不安を抱えていることに気づきにくいのです。そのためか、エニアグラム経験者の中にも自分がタイプ6ではなく、別のタイプだと思っている人はたくさんいます。
タイプ6.忠実な人/堅実化のストレス・成長とは?
ストレス時:タイプ7<熱中する人>になる
タイプ6<忠実な人>が強いストレスを感じると、タイプ3<達成する人>になり、自己アピールをするようになります。
- 「自分はこんなことができるんだぞ」
- 「そんなことは、私に任せておきなよ」
と、虚勢を張るようになります。これは、不安から身を守るために、自分に鎧を着せているのような感覚に近いかもしれません。
ですが、本質的な不安はぬぐいされず、その虚勢がさらなる虚勢を生み、自滅していきます。のび太やスネ夫が、嘘をついて、その嘘を隠すために焦っているような状態に近いですね。
成長の方向:タイプ9<平和をもたらす人>になる
タイプ6<忠実な人>の不安が消えると、ビクビクしているような様子がなく、自然体でリラックスをしたような雰囲気になります。
エヴァンゲリオンの主人公・碇シンジくんの最終話の最後の笑顔はタイプ6が心身ともに安心したときのそのものでした。全ては自分の捉え方次第で自分の世界は広がると心の底から思えたときは、これまでの不安が全て消え去り、心の底から笑顔を見せていました。
この状態は、タイプ9<平和をもたらす人>に非常に近いと思いました。
そんな安心した雰囲気だからこそ、周囲の人たちも安心してタイプ6と付き合えるようになります。
タイプ7.熱中する人/楽天家
タイプ7<熱中する人>は、好奇心旺盛でチャレンジ精神に優れている。おまけにポジティブ。まるで、物語の主人公を象徴したような性格タイプです。
タイプ7.熱中する人/楽天家の芸能人・アニメのキャラ
<芸能人/有名人>
- 明石家さんまさん
- ベッキー
- 高田純次さん
<マンガのキャラクター>
- 孫悟空
- ルフィ(ワンピース)
- 野原しんのすけ
タイプ7.熱中する人/楽天家がもつ思い込み:不安
いつも前向きで元気なタイプ7。一見、非の打ち所がない理想のタイプのように思えますが、実はそんなタイプ7<熱中する人>も深刻な悩みを抱えています。
それは、「どん欲」。前向きで元気であり続ける理由は、人生のネガティブな側面に目を向けたくないからです。目の前にある現実から目をそらして、そこから逃げるように色々なことに熱中するのです。
- 「時間の経過と共に、自分の可能性が奪われるのではないか?」
- 「自分の可能性を限定したくない。最高の人生を謳歌したいんだ」
タイプ7の根っこにあるのは、自分の可能性が狭まってくる不安です。そんな不安を埋めるかのように、過去から現在、そして未来まで永遠に満たされることなく走り続けます。
タイプ7.熱中する人/楽天家のストレス・成長とは?
ストレス時:タイプ7<熱中する人>になる
タイプ7<熱中する人>が強いストレスを感じると、タイプ1<改革する人>のようになり、自分の価値観を押し付けたり、「あるべき論」を語ったりします。最終的には、他人の行動や生き方に対しても批判的になります。
- 「なんでみんなもっと人生を楽しまないの?」
- 「そんなんでいいのかよ。お前の人生?自分に負けるなよ?」
どこかの自己啓発の先生みたいな論調にも聞こえますが、はたから見れば、自分の価値観や生き方を一方的に押し付けているだけです。相手に対する敬意や尊重の気持ちがなくなります。
確かに「人生は楽しく生きるべき」という価値観は受け入れやすいものですが、ひとりひとりの「楽しさ」の意味は違うわけです。タイプ7<熱中する>人のように次から次へと新しい体験をすることばかりが楽しいわけ絵はありません。
それは、次の成長の方向をみるとお分かりいただけるかと思います。
成長の方向:タイプ5<調べる人>になる
意外かもしれませんが、タイプ7が安定すると、タイプ5<調べる人>のように大人しくなります。なんだかタイプ7<熱中する人>のよいところがなくなったようにも見えますが、違います。
意識を散財せずに、目の前のことに集中して、深堀していくことに楽しさを見出せるようになります。これは若いときに、「人生は色々なことにチャレンジをしたいんだ」と言ってフラフラとしていた人が、本当に好きなものを見つけることができ、そこに情熱を注げるようになったときに似ています。
もしくは、いままで遊び歩いていた人が、本当に好きな人に出会えて、一途な愛情を注いでいる様子ですかね。タイプ7にとっての「楽しさ」は、自分を広げていくことだと認識しているため、その対極にある「深めていく」楽しさを身につけることで本当の意味での人生の楽しさを手に入れることができるとエニアグラムでは言われています。
タイプ8.挑戦する人/統率者
タイプ8<挑戦する人>は、親分気質のリーダータイプです。物凄くパワフルで独裁者的。けれど、物凄く優しくて、頼りがいがある人情家です。
タイプ8.挑戦する人/統率者の芸能人・アニメのキャラ
<芸能人/有名人>
- ドナルドトランプ
- 堀江貴文氏
- 小栗旬さん
<マンガのキャラクター>
- ジャイアン
- 道明寺司(花より男子)
- 闇金ウシジマくん
タイプ8.挑戦する人/統率者がもつ思い込み:不安
絶えざる戦いに身を置くタイプ8<挑戦する人>。物凄く強い意志とそれを表現できるタイプ8<挑戦する人>には不安の「ふ」の字もないように思えますが、実はあります。それは、「強欲」です。
- 「奪わなければ奪われる。それなら俺は奪う法を選ぶ(ウシジマくん)」
- 「所詮、この世は弱肉強食。強ければ生き、弱ければ死ぬ(志々雄誠-るろ剣)」
タイプ8<挑戦する人>の根っこにあるのは、「何もしなければ奪われる」という恐怖心です。それに対抗するかの如く、戦い続けます。また、戦っているときの「強烈」な感覚はタイプ8<挑戦する人>にとって生きるエネルギーになります。
タイプ8.挑戦する人/統率者のストレス・成長とは?
ストレス時:タイプ8<挑戦する人>になる
タイプ8<挑戦する人>が強いストレスを感じると、そのストレスに負けじまいと反抗しますが、それでも負けるときは負けます。そうなると、タイプ5<調べる人>のように、自分の殻の中にこもります。
- 「なんで世の中はこんなに生ぬるいんだ?」
- 「みんな甘えているよな?なぜだ?わからん。」
タイプ8<挑戦する人>にとって敗北感は挫折と屈辱の連続です。また、タイプ8<挑戦する人>は、あくまで強さを求めているのであって、実際に強いかはまた別の話です。ここがイコールじゃないんですね。
そういうタイプ8<挑戦する人>は、自信を喪失して、タイプ5<調べる人>のような行動をとっていることもしばしば見受けられます(エニアグラムを学んで自分がタイプ5だと思っている人に多い)。
成長の方向:タイプ2<助ける人>になる
タイプ8<挑戦する人>が安定すると、タイプ2<助ける人>の特徴を持つようになります。これは、自分の強さを誰かを守るために行使している状態を想像するとわかりやすいでしょう。
映画のときのジャイアンですね。
まさに、仲間思いで、相手が誰であろうと果敢に立ち向かうジャイアンの姿に私たちは憧れていたはずです。
タイプ9.平和をもたらす人/調停者
タイプ9<平和をもたらす人>は、いわゆる平和を好み、平和を創り出し、葛藤を排除する性質をもっています。物凄く共感的で迎合的、一緒にいてリラックスできる存在ですが、根っこはけっこう頑固です。
タイプ9.平和をもたらす人/調停者の芸能人・アニメのキャラ
<芸能人/有名人>
- ガンジー
- 大竹しのぶさん
- ウド鈴木さん
<マンガのキャラクター>
- 孫悟飯(ドラゴンボール)
- 緋村剣心(るろうに剣心)
- 美作さん(花より男子)
タイプ9.平和をもたらす人/調停者がもつ思い込み:不安
一見、ストレスとは無縁のタイプ9<平和をもたらす人>ですが、ストレスを感じること沿者が強烈にストレスになる思い込みがあります。そのため、「怠惰」の囚われをもっています。
- 「どっちがいいか?みんなが『よい』と思う方でいいんじゃない」
- 「人生は色々だよ。多様な考え方を認め合うことが素敵だと思うんだ」
と、このようにあらゆる葛藤から身を遠ざけ、内面的な平和を保とうとします。自分の意思を持つことを放棄して生きているタイプ9<平和をもたらす人>ですが、見方を変えれば、意思を持たないのことそのものがタイプ9<平和をもたらす人>にとっての強い意志なのです。
そして、タイプ9<平和をもたらす人>の怖いところが、強引に意思を出させようとしたら、別人のようになる可能性があります。
<具体例>
- 怒りに我を忘れた孫悟飯
- 緋村抜刀斎という別の人格をもつ緋村剣心
どんな手を使ってでも、自身の心の平和を維持しようとするエネルギーがタイプ9の中には眠っています。
タイプ8.挑戦する人/統率者のストレス・成長とは?
ストレス時:タイプ6<忠実な人>になる
タイプ9<平和をもたらす人>にとって、いちばんの恐怖はストレスそのものです。葛藤や論争などのストレスを感じると、いてもたってもいられなくなり不安になります。その時のタイプ9<平和をもたらす人>は、タイプ6<忠実な人>のように、不安におびえています。
- 「なんでみんな仲良くしないの?」
- 「嗚呼、どうしよう。不安だ」
外部からのストレスを感じないようにするメカニズムが確立されているタイプ9<平和をもたらす人>にとって、いちどストレスをため込むと、対処の方法がわかないまま自滅していきます。
成長の方向:タイプ3<達成する人>になる
普段は「欲」すらなく、オットリしているタイプ9<平和をもたらす人>ですが、心の底からリラックスしていると、積極的な一面を持つようになります。
- 「もっと目立ちたい」
- 「正義のヒーローになりたい」
わかりやすい例が、ドラゴンボールの孫悟飯。正義のヒーローに憧れて、グレートサイヤマンになり待ちの平和を守っていました。タイプ3<達成する人>の目立ちたい願望と平穏な学校生活を脅かされたくないタイプ9<平和をもたらす人>の願望がセットになった結果、正体がわからないヒーローを演じたのでしょう。
これがすごくわかりやすいですね。
エニアグラムの効果
効果1.グローバル企業がエニアグラムを採用
エニアグラムの本の表紙によくアピールされていますが、グローバル企業がエニアグラムを支持していること。
- トヨタ
- ソニー
- アップル
- コカ・コーラ
- ディズニー
- IBM
- ゼネラルエレクトリック
グローバル企業では、当然のように異なる文化圏の人たちが同じ職場で働いています。そのため、宗教観やジェンダーの意識、出身国の教育の影響により、文化摩擦は必ず起きると考えられるでしょう。
そんな時に、文化や宗教観、教育といった後天的な要素よりも、性格という先天的な要素からアプローチしたエニアグラムは
異文化マネジメントの本質は、文化や価値観の違いを乗り越えたうえで、お国柄や文化で人を判定するのではなく、その人の中身で評価をすること、と言われていますからね。
では、日本国内でのエニアグラムの採用実績はどうなのでしょうか?
2つほど有力な事例があるので、紹介していきます。
効果2.ソニーがエニアグラムを重宝している
ソニーがエニアグラムを自社の研修で取り入れているのは有名なお話ですね。その点に関しては、エニアグラムが優れていたというよりも、エニアグラムの前提とソニーのポリシーがマッチしていたからでしょう。
こちらの本が参考になります。
詳しくは後述しますが、エニアグラムの前提は、人の性格タイプは、4~5歳の間に決まるというものです。
3つ子の魂100までの思想に基づいているわけです。歳こそ1~2歳の差がありますが、基本的な考えは幼少期の育て方で、その人の人生が大きく変わるというものです。
効果3.ビリギャルの坪田先生が推奨
一時期、話題になったこちら2冊の本です。
- 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
通称、「ビリギャル」ですね。タイトルの通りです。偏差値を40にあげて慶応大学に現役合格をしたお話ですが、著書では受験のテクニックや勉強法についてはあまり言及されていませんでした。
著者の坪田氏のひとりひとりの個性に合わせた教育方法が物凄く印象的でした。
その後、坪田氏は、以下の本を出版しました。
- 人間は9タイプ 仕事と対人関係がはかどる人間説明書
この9つのタイプは、エニアグラムに基づいた教育方法でした。日本人向けのエニアグラム本であり、エニアグラムの入り口としてこの本を勧めております。
エニアグラムの限界と活用方法
エニアグラムの限界
エニアグラム推進論者への批判
エニアグラムの「いいところ」ばかりを強調すると、ポジショントーク&胡散臭い人と思われるかもしれないので、いくつか批判についても述べてきます。
【備考】スタンフォード大学が採用した件について
エニアグラム著者の中に、「エニアグラムはスタンフォード大学で研究されたからすごいよ♪」と論じている人がいますが、スタンフォード大学はスピリチュアルや自己啓発的なことで面白いものだったら、案外と何でもやっちゃいます。
アメリカNo2の名門大学。マインドフルネスや瞑想などマジメにスピリチュアル的な要素を取り入れる傾向がある。ハーバードよりかは自由かつ革新的な感じ。やや自己啓発セミナー大学っぽいところがある。
エニアグラムを取り入れたのは確かですが、エニアグラム以外のこともたくさん取り入れています。もしも、これがハーバード大学など名門校や各私立大学もエニアグラムを取り入れているなら、別の話ですが、そういった情報はあまり表に出ていません。
ちなみに、私の母校の大学でもエニアグラムの授業は行いました。トータルで2時間ぐらいでしたけれど。それでも、エニアグラムの採用実績になるわけです。
その後、トヨタ、ソニー、アップル、コカ・コーラ、ディズニー、IBM、ゼネラルエレクトリック、など世界的な企業がリーダーシップ研修や組織のマネジメントを目的にエニアグラムによるトレーニングを採用するようになりました。
【備考】有名企業が使っている=優れたツール?
エニアグラムの書籍では、「有名企業が採用しているからすごいんだよ。エニアグラムは」的な論調になっていますが、スタンフォード卒業生たちがエニアグラムを研修で使うことに猛プッシュしたとも考えられます。また、各企業の採用実績については、具体的な期間や運用方法については示されていません。
エニアグラムの効果について本当のところ
確かにエニアグラムには一定の効果があると思いますが、以下のことを理解してはじめて効果が表れます。
- エニアグラムの各性格タイプの特徴とその違い
- 各タイプのもつ囚われ(根源的恐れと根源的欲求)の正体
- 各タイプの力学や健全・通常・不健全の状態
- その他、サブタイプ(主にウィングや3つの本能タイプ)など
というのも、エニアグラムは本人すら気づいていないデリケートな部分から性格を導き出す性格類型です。
そこらへんが、ストレングとファインダーやウェルスダイナミックといった職業上の強みを分類するような類型額とはだいぶ異なってきます。
言い換えるなら、自分が見たくない部分を見たり、人の性格のダークサイドを指摘する必要もでてくるということです。
エニアグラムの活用方法
トヨタ、ソニー、アップル、コカ・コーラ、ディズニーがエニアグラムによる研修を行っていることから一定の市民権を得ることができたといえるでしょう。
一方で、いくつか問題もあります。
- 抽象的な内容が多く、様々な解釈の余地がある
- 科学的な検証・統計に基づく検証がされていない
- エニアグラムの性格は長所よりも短所に表れる
- 性格は幼少期(4~5歳)によって決まるとされている
いちばんの問題は④です。子供の頃の記憶や感覚を覚えていなければ、エニアグラムの基準で性格診断をすることが難しいのです。
この記事の中には他のエニアグラム講座に参加をされた方もおられると思います。もしも今の性格や価値観を判断材料にしてエニアグラム診断を行った場合、本来の性格からかけ離れている場合が多いです。
エニアプラス・コーチング
ラバーテのBDHモデルを採用したエニアグラム
BDHモデルに基づいたエニアグラム診断
■タイプ1:完璧主義者
<Being:価値観/あり方>
理想主義で高潔
正義感が強い
妥協を許さない完璧主義
<Doing:行動/態度>
諦めずに努力をする
細かいミスや不正も許さない
理想と現状の違いを常に意識している
<Having:能力/資質>
細かいところも見落とさない
根気よく努力ができる/諦めない
孤独に強い、誘惑に負けない
このような感じです。
タイプ1<改革する人/完璧主義者>へコーチングをするとき
タイプ1<改革する人>は、「こうあるべきだ」と思っても、それを言葉で的確に表現することが得意ではありません。
その理由が、「物事はこうあるべき」ということを腹で考えているため、以下のことが苦手です。
- 客観的な視点で物事を考えること
- 事実ベースで答えを導き出すこと
「なんでそう思うの?」「実際はどうなの?」と掘り下げて質問をすると、逆効果です。態度にこそ出さないようにしますが、腹の中ではそうとう機嫌を悪くしていることでしょう。
時間をかけてゆっくりと、「こうあるべきだ」という思い込みに対して、多様な視点をもたしていくアプローチをするとよいでしょう。
ディベート思考を用いて、あえて逆の立場から物事を考えさせてみるトレーニングも有効です。
■タイプ2:援助者
<Being:価値観/あり方>
思いやりがあり、優しい
感謝や助け合いが全て
誰かのために自分がいる
<Doing:行動/態度>
困っている人を迷わず助ける
人のためなら苦労をいとわない
人に合わせることができる
<Having:能力/資質>
相手が何を欲しているかがすぐわかる
初対面の人とでもすぐに打ち解ける
笑顔を絶やさない
■タイプ3:達成者
<Being:価値観/あり方>
成功や輝きが全てである
価値は自ら作るもの
自己評価よりも他者評価
<Doing:行動/態度>
目標を達成すること全てを捧げる
自分と他人を鼓舞(こぶ)する
要領よく何かを成し遂げようとする
<Having:能力/資質>
効率よく物事を達成する方法を知っている
自分をよく魅せる演出が上手
ハードワークに耐えられる
■タイプ4
<Being:価値観/あり方>
独自の世界観を持っている
自分らしさにこだわる
自分の在り方を表現する
<Doing:行動/態度>
絶え間なく自己分析をしている
他人と距離を置き、自分の世界を創り上げる
独特の雰囲気・オーラーを漂わす
<Having:能力/資質>
創造性が高く、繊細な天才肌
ゼロからイチを創り上げることが得意
物事に自分らしいアレンジができる
■タイプ5
<Being:価値観/あり方>
知識や知恵を得たい
万物について知りたい
理論的に説明したい
<Doing:行動/態度>
周りと距離を置き、ひとりのポジションを好む
専門知識を身につけることに情熱を注ぐ
何かに卓説した人である道を選ぶ
<Having:能力/資質>
孤独に耐えられる
集中力がある
鋭い洞察力がある
■タイプ6 堅実家
<Being:価値観/あり方>
仲間・友人は大切にする
安心・安定が欲しい
世の中持ちつつ持たれつつ
<Doing:行動/態度>
周囲の期待に応えようとする
パワーゲームに対して敏感
よきNo2としての行動を選ぶ
<Having:能力/資質>
堅実かつ着実に仕事をこなす
基本、権力者には逆らわない
不合理に対しては断固と戦う
■タイプ7 楽天家
<Being:価値観/あり方>
常に楽しくありたい
自分の可能性を広げていきたい
夢や理想を実現させたい
<Doing:行動/態度>
とにかく、行動をする
色々手を出しすぎていつも多忙になる
ひとつのことに集中するのが苦手
<Having:能力/資質>
思いついたら、行動ができる
楽観的(ポジティブ)になれる
マルチタスクにめっぽう強い
■タイプ8 統率者
<Being:価値観/あり方>
人生は勝つか負けるか
下を守るのがリーダーの役割
白黒つけたがる
<Doing:行動/態度>
挑戦的&好戦的に何かに取り組む
自分の意見はキチンと伝える
戦える場所に身を置こうとする
<Having:能力/資質>
粘り強い
迫力や存在感がある
相手の弱点を見抜く嗅覚がある
■タイプ9 調停者
<Being:価値観/あり方>
みんなニコニコしているときがいちばん好き
毎日、快適な日々を過ごしたい
ストレスの原因は排除したい
<Doing:行動/態度>
和気あいあいとした雰囲気を作り出す
極力、人に合わせようとする
表面は迎合的だけれど、内面は頑固
<Having:能力/資質>
相手を落ち着かせることが得意である
誰にでも合わせられる
怒りを感じると爆発する
コーチング心理学協会のエニアグラムについて